飯能市,白雲山 鳥居観音,その二の続きです。
写真はしぼれなかったのでいっぱいになってしまいました。
20帖位の部屋にゴッソリ犇めいていて、、、、、、

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左には大黒尊天さま。

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対の右にはこれ。左との素晴らしいバランス!
時計もあるンですよ。写っていませんが蛍光灯も。

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「三界萬靈」とあります。
あそこまで大味じゃないけど、部屋全体の色調は
インドネシアによくある、
木でできたお花等の色目にも通じる物を感じます。
そう、お堂と云うよりはお部屋
個人のコレクションルーム

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正座用のアンコなんかも堂々と。
とにかく愉しんでって、
って言う雰囲気が全面に出ているんです

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この木魚、たたいてくれば良かった。
写真もOKみたいですし、きっとよかったかも?

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そして、メインの真ん中は、、、
ドド〜〜ンと豪華版
シンガポールのタイガーバームがぎゅ〜ッと小さくなったみたい

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天使?の羽からツル?
これがテーブルの側面のデザインになっています。

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天井と壁にはこれでもか!って言う位のレリーフ
暗かったのでかぶっていますが色もきれいです。
頬に手を当てている菩薩?が
たぶん一番のメインのひとつだと思うのですが
周りの堅い者達に対して
このくつろぎっぷりがみごと。

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ちょっと、ブレていて失礼!

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周りの堅い者達

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けど、どこか愛嬌があったりして。。。
もう少し顎周りがなんとかなっていたら
結構ハンサムかも。顔つきの割に繊細そうな手元。
この辺制作者の力量が足りてなかったのか?
この神社の趣味はちょっと「なんな所」も正直あると思うけど
その意識とテイストに好感が持てます。
仏教関係の物ってキリスト教のグッズに比べて
ポピュラリティーで負けてるのが惜しいと思うンです。
仏教と神教の役割が
分けられてしまっている点にもあるのではないでしょうか?
信者でなくても十字架のペンダントしてみたり
賛美歌を聴いたりする人に比べ、
趣味としてお経を聴いたりする人はまだまだ少ない。
仏壇の細工がどんどんモダンという名でシンプルになって
昔の霊柩車も無くなって、お通夜の祭壇なんか
あんなに立派な作りなのに、高すぎて普段見て飾って楽しめないまま
葬式と共にさようなら。
私は無宗教の、フォークロアや工芸好きなので、
葬式はやる気無いけど、
コスチュームも含めて、
牧師も神父も坊主もパフォーマーとして好きです。
仏壇のチーンも風鈴のように使えばいいと思っています。
祭壇は、お通夜だけなんてもったい付けていないで
バラ売りしてインテリア雑貨にしてもっと普及すればいい
でないと無くなってしまうから。
*この件は、まだまだ詳しく説明しないと
解って頂けなさそうですが、又気が向いたらってことで。

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まあそんなこんな、いつも思っている事の一部が
この部屋にあってちょっと嬉しいわけでした。
家具や置物を扱っててる雑貨屋さんみたいでもあり
こんな一角欲しい!