
そもそも猫目石(キャッツアイ)という石が、
もともとあるものだと思っていましたが、
ちょっと違っていました…。
石の種類としての名前はクリソベリル(金緑石)なんですね。
カボション(半円球)カットされた石の表面に、猫の目のように見える効果が
現われていることをキャッツアイ
またはシャトヤンシー(フランス語)と呼ぶそうです。
このキャッツアイ効果が見られる石の代表がクリソベリルで、
他にもクオーツ、トルマリン、アパタイト、アクアマリンなどにも
キャッツアイ効果があるとのこと。。

つまり、石の名前として使われる猫目石(キャッツアイ)とは、
キャッツアイ効果が出ているクリソベリルのことで、
言葉の正しさにこだわれば、クリソベリル・キャッツアイと呼ぶべき…。
クリソベリルの主な産地は、ブラジル、スリランカ、インドなど。
ちなみに写真は、あまりキャッツアイ効果がでていないクリソベリル。
でもこの色合い、これはこれでしっとりとした艶が上品できれいです。
客観的な石のランク等より、創ろうとしているデザインのイメージに
合うかどうかを優先していますので、
今まであまりまとめてみようと思いませんでしたが、
せっかくなので、わかったことを時々
書きとめていこうと思います。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。by 歩湖
クリソベリル自体はみんなこんな風に碁石みたいな
形なんですか?
クリソベリル、原石はいびつな木片のような形で、
それを小さく切り出してから磨いた状態で売られています。
なので、上の写真のような形以外にもいろいろありますね。
クリソベリルという名称よりも、クリソベリルに属する、
キャッツアイやアレキサンドライトという名称の方が
よく知られているようです。