*この記事は右も左もわからないの方の為に同じくド素人の私が、
疑問に思ったり、失敗した事等が中心になっています。
もっと具体的な他の方の記事に、付け加える枝葉の事としてご参考下さい
軽いものを収納したり、ネコ達の遊び場をふやす為のロフトと
グラスウールの張り込みが目的でした。
4月から5月と、秋になってからでした。
高い所が苦手なので本当に大変だった記念に書き留めました。
一番お伝えしたいのは
どんなに隙間だらけの古家でも
屋根断熱すれば、冷房はよく効く
ということです。
さあ始めよう!
まず第一のハードル「屋根裏に上る」
天袋の天井をはずすと跨ぐには高くて狭い枠が組まれていて
それをくぐって乗り越えるのには、決心が要りました。

当たり前といえばそうなんですけど、真っ暗です。
スタンド2個をズルズル移動しながらの作業でした。
これが結構
ドリルのコードや、足場の角材と絡まって難儀なんです。
そしてドーンと丸太、
当時築40数年の平屋の屋根裏です。
これで屋根を支えているらしいです。

その丸太を支えているのは9cm角くらいの桁?
落ちてこないのかな〜と、怖かったです。
けど毎日通って、跨いでいるうちに
信頼が置けるようになって安心感がでてきました。
下部の木材は渡した足場です。

場所場所によって対応できるよう固定はしていないので
バターンと外れたらアウト。
天井を突き抜けて落下するのと、立てない高さなので
いざりまくって、膝も大変でした。
膝当てをするといいと思います。
まずは根太受けの確保をしました。

ue拡大
屋根の端は細くて身の置き所が無いんです。
力も入りません。

ue2拡大
垂直だけは図りましたが殆どあてずっぽう。
今までのDIYで
この時が一番怖かった~

白っぽい木が新しく打った根太受けです。
白くニョロニョロした物は、
外から入り込んできた植物のツルです。
ムカデの出る家なので、
こんなところで遭ったら間違いなくお陀仏。。。。
丸太に力がかかるのは怖いので丸太を避け
丸太の下に3.5cm×4.5cmの垂木を渡して(上から2枚目の写真)
屋根裏に運ぶ際の都合で、なるべく180cmと250cmの木材で。
古い家なので、強度もよくわかりませんので、2×4を使わずに
まあまあ丈夫で重くならないようにしました。
垂木の上に、3.5cm×2cmの軽いSPFと3cm×4cmの垂木を
少々を多めに交差させて留めつけ
床板は6mmの合板で済ませました。
床板、カバー板はあらかじめカットして持ち込みました。

床ができてくると
だんだん足元は安定してくるんですけど
その分狭くなってそれはそれできつかったです。
木材の動線の確保もしづらくなって来ますし。
先にグラスウールを張ったほうがよかったのか?

グラスウール,拡大
グラスウールは20枚張りましたが、まず
屋根裏に広げる場は無い。
部屋にも置ける代物じゃないので
幾枚か束ねておいてほどきながら使いました
WEBShopでは、
すごく手軽になったようなことが書いてありますが
素人には大変です。
まず、カバーのビニールはもろく破けやすい
破けたらチクチクして大惨事です。
チクチクはお風呂に入っても残ります。
タッカーも初めてでしたので、破いた破いた。
ゴーグル、粉塵マスク、手袋、は
勿論、絶対必要です。
捨ててよい服で
作業することをお勧めします。
そう考え合わせますと、
やっぱり床の後グラスウールでよかった気もしますが。。。?

天袋からのながめ。
心配そうで一見いじらし気なんですけど
その実入りたくてしょうがないんです。
まだ、絶対ダメー!

ネコの遊び場なので、仕上げにカバーもしました。
3mmの合板です。
小釘で楽に、と思ったら釘がつかめなくて
やっとこで抓んでの作業になって、しかも
手袋をしてるし、手が小さいので指はあまるし
はぁ〜。

ue1,拡大
ここまでくればもう少しだよね!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ほとんど終わって
あと床板を木ねじ固定する直前の2010年11/17に
なんと、大家さんに立ち退きを命じられました。
このせいじゃないですよ。老朽化のためです。
結局仕上がった断熱で夏を一度過ごしただけで、
ネコ達も遊ぶことはありませんでした。
けど2010年は結構な猛暑でした。
此処は西日が直で、いくら冷房をきかせても今迄は
夜8時まで温度はが下がらなかったんですが
冷房は見事に
日中設定温度を指しました。
翌年の地震でも破損はありませんでした。
満足な結果です。
屋根断熱の費用は、2部屋+台所で
グラスウールが、7000円+送料
あとは木材その他、総額でも2万以下だと思います。
暑いのが大嫌いで苦手な我が同志のみなさん
今こそ取り掛かるのにいい時期です。
私は4月でしたが、ゴーグルは汗で曇るし
かなり暑くてやりにくかったです。
のど元過ぎて暑さ忘れないようにして下さいよ〜。
壁なんか薄くったって
あきらめないで!
ファイト!