2006・09・22

国芳 東都名所 かすみが関

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一日ほんの1時間弱ですが、本や画集をゆっくりみます。
マンガの時もあります!
夏は和物。春・秋・冬は欧物。の傾向があります。


この夏特に気に入った1枚。(以下わたしの勝手な感想です。)

坂道の構図のせいで、入道雲が本当に近く、多分正午だと思うのですが、
時が止まったような感じで、暑い。

だけど時間的にも季節的にもこれからどんどん暑くなって行くのではなく、
今が頂点。内省的な秋の影をすぐとなりに感じます。
実物はみていないのですが、空部分の紙の質感もそれにともなっているようです。


おこがましいといえばおこがましいのですが
こんな、なにか別の空気がふっとよぎる感じが、
デザインのイメージをふくらませる根幹のひとつになっているようにおもいます。
posted by 7575 at 00:45 | Comment(0) | イメージ

2006・10・21

ほぅっとします。2

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ロマネスク建築の教会の写真集。
専門用語も多く覚え切れませんが、頭に入り切らない部分のあるものを、
ゆっくり何度も見るのが好きです。
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ほぅっとします。1(ロマネスクの園)

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特に気に入っています。寒くなる前にまたじっくりみようかな。
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2007・08・30

フェルメール・牛乳を注ぐ女

フェルメールは勿論。

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オランダ フランドル ネーデルラント。。。風俗画、リュート

わたしにとっては、呪文のようなものです。

一緒に来る他の絵画も楽しみ。
やっぱりヤン・ステーンも来ますね。

是非晩秋に、*相応の出で立ちで、遭いに行きましょう。

*前掛け+スカートにどた靴でしょうか?

絵と対話するということは、
絵画の中に気持が入らなくてはいけませんから。

よく「○○の見方」なる案内本などを目にしますが
まずは主観で!

解釈が全然違っていたっていいじゃないですか。
せっかく観賞するんです。

『誰かの、正しい目』じゃなくて、
まずは自分の目と気持で!



古楽等リュートも良く聞き直して空気にも馴染んでおかなければ。

割りほぐされていて、硬すぎるかもしれないパンや
黴臭いかもしれない壁の匂いも、覚悟しなくては。
(私にはそれも魅力ですが。)

ミルクも当然ぬるいはずです。
でも風味はすごく良いかもしれませんね。

この時代黄色はもう疎まれていなかったのかしら?等々

楽しみです。


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2009・02・02

Bruegel ネーデルランドの諺

大好きな絵のひとつに
ブリューゲルの『ネーデルランドの諺』があります。

ブリューゲル ネーデルランドの諺
拡大 元画像 posted by (C)puppu

画面いっぱいに、怪しげだったり、滑稽だったり、
ちょっと不気味だったりする者達が、いろいろうごめいていて。。

それぞれ当時の人々の生活を舞台に、
様々に繰り広げられる諺や格言の場面が80種類以上
(一説では約120種とされる)描かれているのですが、

意味が分からなくてもなんだか面白いのです。

いくつかの説明はこちらこちらにでています。

その諺の意味を徹底的に解き明かしている本がありまして

森洋子大先生の『ブリューゲルの諺の世界』白鳳社、なんですが、
絵の中に思いっきり入り込め、何度読んでも
よく、ここまで掘り下げて下さって!!と
感謝の念がわいてくる様な一冊なんです。

むずかしくて詳しくて、読んでも読んでもあきない所が
また楽しいので、久しぶりにちょっと確認してみたのですが、
気になったことがありました。

上の絵の上部のグリーンの円の中の人物の説明です。
(グリーンの円は目印に勝手に書き込んだものです)

この人物、燃えている家屋で暖をとっています。(下)
『体が暖まりさえすれば、誰の家が燃えていようとかまわない』
という諺を描いたものなのですが。。

ブリューゲル ネーデルランドの諺(部分)
ブリューゲル ネーデルランドの諺(部分) posted by (C)puppu

以下『ブリューゲルの諺の世界』より抜粋

この意味には3つあり。。
1・燃えている他人の家で自分の体を暖めるエゴイスト。
他人の不幸を利用する人間。

『ブリューゲルの版画シリーズ 十二のネーデルランドの諺』(写真、下参照)

2・炭火で暖まるため、自分の家に火をつける。
つまり馬鹿げた行為への比喩
3・自分の家が燃えているとき、せめて体だけでも暖まろうとする。
大きな損失の中にも小さな利益を求めようとする行為。

これら3つの意味の中で、第一のエゴイストという意味が
一番この画面に近いように思われる。
暖をとっているのは、この家の主人でも隣人の農夫でもなく、
傭兵らしい人物で、彼は消火に協力もせず、
通りすがりに火にあたっているからである。

。。。とここまでが抜粋部分。

ブリューゲル 十二のネーデルランドの諺
ブリューゲル 十二のネーデルランドの諺 posted by (C)puppu

此処で気になる事がひとつ。以下私見です。

『何故火にあたっている人物は裸足なのか?』(写真、中)
確かに『十二の。。。』(すぐ上)は、エゴイスト。。。薄情な感じがします。
靴もちゃんと履いているし、火にあたる必要なんて無さそうな。。
身なりも良いのではないでしょうか?

ネーデルランドの諺(部分)の人物はもう少し
自分自身もかなり追い込まれている、、というか
なけなしの感じがするのですが、いかがでしょう?
エゴイストというよりは、ちゃっかり者のような。。。?


中世であっても裸足でいる事があたりまえではなかった、
むしろその逆だったと服装の本で読んだ事があります。

絵の中の他の人物は、ほとんど靴を履いています。
もっと貧しそうな者も、、、、

何気ないようでいて、通りすがりのはずの傭兵が裸足なのには
何かもうひと含みありそうな気がするのですが。。。

さてこの本は1992発行です。
以降何か加筆なり新しい解釈があるのか、、、、?
私はこれ以降の本を、特に探し出して読み込んではいません。

とりあえずこの本最初から、またじっくり読まなくては。。。!!

ついでに、我が家のちゃっかり者達の
『体が暖まりさえすれば、誰の家が燃えていようとかまわない』
こちら!

posted by 7575 at 19:05 | Comment(4) | イメージ

2009・04・01

模様替えとアンティークグリーティングカードと古本屋さん

先日模様替えをしました。
床を補強して、押し入れを外して、本やパソコン等、
重いものを思いっきり収納してPCコーナーをつくるためです。

ペンキを塗ったり、
サイズに合わせて木のラックを作ってみたりで、
なんとか片付いたのですが、

押し入れ用のプラスチックの収納引き出しがある限り
なんだか押し入れの中身が吹き出た気分になってしまって
苦労した割に雰囲気が変わりません。。。

pc3

そこで、考えたあげく引き出し用のラックを作って
床の補修で余った板と、これまた大昔の杉板の切れ端を使って
目隠しの扉を作ってみました。

post


作りがいい加減なせいか、ポストカードなんかも挟んで
飾れたりするし

とりあえず「グレーのプラスチック」は目の前から消えた
っというわけで、よし!!

ところで、このポストカードは1900年初頭の物です。
最近オンライン古書店も初めまして、仕入れてみました。
 

切手やグリーティングカードも本と一緒に並べたら
ちょっとかわいいかも?程度の気持ちで選んだのですが

実物を見て、100年前の紙の風合いや色合いの独特な雰囲気や
確かに100年もの時を経て来た事を示す消印も含めて
すっかり気に入ってしまいました。

コレクションの基準はいろいろあるようで奥が深そう
これからちょっと楽しみです。


入手困難で、コレコレ!というものを中心に
ほとんど連日商品をUPしています。

何が出て来るかわからない、

books mikke

良かったら見てみて下さい!

posted by 7575 at 21:47 | Comment(0) | イメージ

2010・05・24

長谷川潾二郎,平塚市美術館 これからいらっしゃる方へ

長谷川りん二郎、平塚市美術館行って参りました

2008年に偶然知って、待ちに待った展覧会でした。
今もって、まだ大きな画像はUPされていないようなので、
ちょっとあげてみました。

長谷川潾二郎,猫
長谷川りん二郎,猫拡大

まず、猫は写真又は本物が一番。
と思っているのですが、この方に限り別格!


長谷川潾二郎,アイスクリーム,拡大
長谷川りん二郎,アイスクリーム,拡大

レトロな雰囲気も色も緊張感のある密室っぽい構図もよし

思った以上に好きなタイプの絵でした。

雑木林というか、森もまた好きなので.....
(行ってみて下さいね)

長谷川潾二郎,玩具と絵本,拡大
長谷川りん二郎,玩具と絵本,拡大

普段、その場では
絵の横に掛かっている説明書きのパネルを読まないんですが、
共感する事が多くついつい読み込んでしまいました。

かなり点数がありましたし、
図録も買ってきっちり読むつもりでしたので
メモを録らなかったんですが、、、失敗!

ここで、お知らせです

パネルの内容も全部はでていないし、
中央のケースの絵はがきなんかも、図録には載っていません!

見落としのありません様に〜!!


長谷川りん二郎,猫と毛糸,拡大
長谷川りん二郎,猫と毛糸,拡大

それからこの絵、筆頭に掛かっていますが
入口の光源が良くなく、相当反射していて鑑にくいです

これ、目当てでしたのでちょっと残念。


全体的にも、反射きついです。
本気で鑑るなら、黒っぽい服で行く事をお勧めします。


posted by 7575 at 16:10 | Comment(2) | イメージ

2011・12・22

飯能市,白雲山 鳥居観音,その一

飯能は杉の植林に力を入れているので、樹木が多い割に
紅葉が少ないので紅葉狩りはあきらめていました。

でも「ここにあるよ」って聞いて、近いことですしちょっと前に行ってみました。

koyo1


ところが、紅葉はそっちのけで

入口の本堂のみで帰って来てしまいました。

kouyou_map
鳥居観音map拡大


何故かと云いますと、、、、、

最初にちょっと入った此処、本堂が気に入ってしまい
長居して日が暮れたからでした。


koyo2

石段を登って入ります。そして入口中心が写真下の扉。
なかなか、です。

koyo3
白雲山,鳥居観音,本堂,扉,拡大

扉の中心のさらにUPです。ガラスと鉄?です。
よく考えてみたら、ガラスの引き戸って、めずらしいかも。

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白雲山,鳥居観音,本堂,扉,拡大


そして、横に目を転じてみたら、


。。。。。。。。。。。。。。。


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白雲山,鳥居観音,本堂,ステンドグラス,拡大

ステンドグラス!

Oh!神社?にステンドグラス。。。しかもこの佇まい。

これはもしや、、、、の期待通り
中は、もっとキョーレツでした!

写真いっぱいなので、次回に!
posted by 7575 at 22:34 | Comment(0) | イメージ

2011・12・29

飯能市,白雲山 鳥居観音,その二

その一のつづきです。

さてステンドグラスの窓。
中から外を見ると、こんな感じ。

t_suten,拡大
t_suten,拡大

唯一「おとなしめ」な一角です。

ピンクのジュータン。
点いていなかったけど、真ん中にはストーブ設置。

神社仏閣特有の、

「畳や長い板張りの廊下...冷たく荘厳で

身の引き締まる」ような趣は無しで、ラフ。


t_kabe1,拡大
t_kabe1,拡大

ほとんどはこんな壁
確かに、仏教はインドから渡って来たんですしね。

t_kabe2,拡大
t_kabe2,拡大

そしてこんな壁には、、、、
(このランプ欲しいな〜)


t_tenjyo,拡大
t_tenjyo,拡大

こういう天井!
やりたい放題です。

厳粛も勿論いいんですけど、
宗教を遊び感覚で楽しむ精神に賛成です。
(本当はそんなつもりはないのかもしれませんが。。。)

おかげで写真も撮り放題!

次こそはメインの者達、載せます!
posted by 7575 at 10:39 | Comment(2) | イメージ

2012・01・31

飯能市,白雲山,鳥居観音,完結

間が空いてしまいましたが
飯能市,白雲山 鳥居観音,その二の続きです。
写真はしぼれなかったのでいっぱいになってしまいました。

20帖位の部屋にゴッソリ犇めいていて、、、、、、

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左には大黒尊天さま。



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対の右にはこれ。左との素晴らしいバランス!
時計もあるンですよ。写っていませんが蛍光灯も。


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「三界萬靈」とあります。

あそこまで大味じゃないけど、部屋全体の色調は
インドネシアによくある、
木でできたお花等の色目にも通じる物を感じます。

そう、お堂と云うよりはお部屋

個人のコレクションルーム


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正座用のアンコなんかも堂々と。

とにかく愉しんでって、

って言う雰囲気が全面に出ているんです


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torii222拡大

この木魚、たたいてくれば良かった。
写真もOKみたいですし、きっとよかったかも?

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そして、メインの真ん中は、、、

ドド〜〜ンと豪華版

シンガポールのタイガーバームがぎゅ〜ッと小さくなったみたい

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天使?の羽からツル?
これがテーブルの側面のデザインになっています。

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torii8拡大

天井と壁にはこれでもか!って言う位のレリーフ
暗かったのでかぶっていますが色もきれいです。

頬に手を当てている菩薩?が
たぶん一番のメインのひとつだと思うのですが
周りの堅い者達に対して

このくつろぎっぷりがみごと。

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菩薩拡大

ちょっと、ブレていて失礼!

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周りの堅い者達

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けど、どこか愛嬌があったりして。。。
もう少し顎周りがなんとかなっていたら
結構ハンサムかも。顔つきの割に繊細そうな手元。
この辺制作者の力量が足りてなかったのか?

この神社の趣味はちょっと「なんな所」も正直あると思うけど
その意識とテイストに好感が持てます。

仏教関係の物ってキリスト教のグッズに比べて
ポピュラリティーで負けてるのが惜しいと思うンです。
仏教と神教の役割が
分けられてしまっている点にもあるのではないでしょうか?

信者でなくても十字架のペンダントしてみたり
賛美歌を聴いたりする人に比べ、
趣味としてお経を聴いたりする人はまだまだ少ない。

仏壇の細工がどんどんモダンという名でシンプルになって
昔の霊柩車も無くなって、お通夜の祭壇なんか
あんなに立派な作りなのに、高すぎて普段見て飾って楽しめないまま
葬式と共にさようなら。

私は無宗教の、フォークロアや工芸好きなので、
葬式はやる気無いけど、
コスチュームも含めて、
牧師も神父も坊主もパフォーマーとして好きです。

仏壇のチーンも風鈴のように使えばいいと思っています。

祭壇は、お通夜だけなんてもったい付けていないで
バラ売りしてインテリア雑貨にしてもっと普及すればいい


でないと無くなってしまうから。

*この件は、まだまだ詳しく説明しないと
解って頂けなさそうですが、又気が向いたらってことで。

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torii9拡大

まあそんなこんな、いつも思っている事の一部が
この部屋にあってちょっと嬉しいわけでした。

家具や置物を扱っててる雑貨屋さんみたいでもあり

こんな一角欲しい!
posted by 7575 at 03:41 | Comment(2) | イメージ

2014・11・10

菱田春草展,黒猫に勝手な思い込み,柿に猫,牧童

菱田春草展、念願の「黒き猫」観て来ました。

混んでいましたが、全体的にお客さんも譲り合いっぽくて、会場は穏やかな良い雰囲気でした。
ネコ好きの方が多かったのではないでしょうか?

黒き猫は別格でかっこいいけど、画像はたくさん上がっているので、ネコらし〜い「柿に猫」を入れておきます。

柿に猫,拡大
柿に猫,拡大



それから今回とても気になって気付く事が多かったこれ、「黒猫」

黒猫,拡大
黒猫部分,拡大

もしあなたがネコをしょっちゅう見ていて
この両前脚と肩の体躯を見たら、どうしても思いませんか?

本当は下の様だったでしょう?
画面の都合で主張し過ぎないような尻尾になってるでしょう?って

思わず確かめて見てしまった。

黒猫_asobi1



いやいやこうか?

黒猫_asobi2

ますます間延びした!


これならどうだ!?

黒猫_asobi3

変だけど猫のこういう状態、解る人には解っていただけると思います。

よくお勉強の為に模写するっていうけど、こうやってフォトショップでいい加減に
グリグリいじってみるだけでも、色々見えて来ます。

もう一度元の本物に戻って。。。すごいです〜。
やっぱりこの背中の丸みにはこれを延長する尻尾であり、
それと響き合う後ろ脚の大開のアーチなんですねえ。
緊張感のすばらしさに気付かされました。

確かにこの本物の「黒猫」ようなかっこうも、しますよね。ふ〜〜む。

そしてもうひとつ、手元には「秋郊帰牧」がなかったので「牧童」です

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どれも、牛がすっごく可愛いかった!

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posted by 7575 at 01:23 | Comment(2) | イメージ